11. データの永続化¶
この章で解説されるモジュール群は Python データをディスクに永続的な形式で保存します。モジュール pickle
とモジュール marshal
は多くの Python データ型をバイト列に変換し、バイト列から再生成します。様々な DBM 関連モジュールはハッシュを基にした、文字列から他の文字列へのマップを保存するファイルフォーマット群をサポートします。モジュール bsddb
はディスクベースの文字列から文字列へのマッピングを、ハッシュ、B-Tree、レコードを基にしたフォーマットで提供します。
この章で解説されるモジュールのリスト:
- 11.1.
pickle
— Python オブジェクトの直列化 - 11.2.
cPickle
— より高速なpickle
- 11.3.
copy_reg
—pickle
サポート関数を登録する - 11.4.
shelve
— Python オブジェクトの永続化 - 11.5.
marshal
— 内部使用向けの Python オブジェクト整列化 - 11.6.
anydbm
— DBM 形式のデータベースへの汎用アクセスインタフェース - 11.7.
whichdb
— どの DBM モジュールがデータベースを作ったかを推測する - 11.8.
dbm
— UNIX dbmのシンプルなインタフェース - 11.9.
gdbm
— GNU による dbm の再実装 - 11.10.
dbhash
— BSD データベースライブラリへの DBM 形式のインタフェース - 11.11.
bsddb
— Berkeley DB ライブラリへのインタフェース - 11.12.
dumbdbm
— 可搬性のある DBM 実装 - 11.13.
sqlite3
— SQLite データベースに対する DB-API 2.0 インタフェース