39.7. fmFont Manager インターフェース

バージョン 2.6 で撤廃: fm モジュールは Python 3 で削除されました。

このモジュールはIRIS Font Manager ライブラリへのアクセスを提供します。 Silicon Graphics マシン上だけで利用可能です。次も参照してください: 4Sight User’s Guide, section 1, chapter 5: "Using the IRIS Font Manager"。

このモジュールは、まだ IRIS Font Manager への完全なインタフェースではありません。サポートされていない機能は次のものです: matrix operations; cache operations; character operations(代わりに string operations を使ってください); font info のうちのいくつか; individual glyph metrics; printer matching。

以下の操作をサポートしています:

fm.init()

関数を初期化します。 fminit() を呼び出します。この関数は fm モジュールを最初にインポートすると自動的に呼び出されるので、普通、呼び出す必要はありません。

fm.findfont(fontname)

フォントハンドルオブジェクトを返します。 fmfindfont(fontname) を呼び出します。

fm.enumerate()

利用可能なフォント名のリストを返します。この関数は fmenumerate() へのインタフェースです。

fm.prstr(string)

現在のフォントを使って文字列をレンダリングします(下のフォントハンドルメソッド setfont() を参照)。 fmprstr(string) を呼び出します。

fm.setpath(string)

フォントの検索パスを設定します。 fmsetpath(string) を呼び出します。(XXX 機能しない!?!)

fm.fontpath()

現在のフォント検索パスを返します。

フォントハンドルオブジェクトは以下の操作をサポートします:

font handle.scalefont(factor)

このフォントを拡大/縮小したハンドルを返します。 fmscalefont(fh, factor) を呼び出します。

font handle.setfont()

このフォントを現在のフォントに設定します。注意:フォントハンドルオブジェクトが削除されると、設定は告知なしに元に戻ります。 fmsetfont(fh) を呼び出します。

font handle.getfontname()

このフォントの名前を返します。 fmgetfontname(fh) を呼び出します。

font handle.getcomment()

このフォントに関連付けられたコメント文字列を返します。コメント文字列が何もなければ例外を返します。 fmgetcomment(fh) を呼び出します。

font handle.getfontinfo()

このフォントに関連したデータを含むタプルを返します。これは fmgetfontinfo() へのインタフェースです。以下の数値を含むタプルを返します: (printermatched, fixed_width, xorig, yorig, xsize, ysize, height, nglyphs)

font handle.getstrwidth(string)

このフォントで string を描いたときの幅をピクセル数で返します。 fmgetstrwidth(fh, string) を呼び出します。